江別市立江別第一小学校で出前授業を実施

江別市立江別第一小学校から弊社にキャリア教育の一環として6年生を対象に実施する出前授業の依頼があり、平成30年1月26日(金)に弊社総務課長を講師として派遣して出前授業を行いました。

授業では、舟運で栄えた江別の歴史から説き起こし、繰り返される水害との戦いに焦点をあて、地域の人々の命と暮らしを守る治水・防災の重要性と社会基盤施設の役割について、また、身近な江別市内でも自然との共生を目指した防災施設として大規模な遊水地の建設が進められていることや自然を守るために草野河畔林財団が設立され様々な自然啓蒙活動が行われていることなどを紹介しました。

これらの話に体育館に集まった85人の生徒たちは、熱心に耳を傾け、スクリーンに映し出された昔の江別や災害時の写真などに見入っていました。

また、講師自身の災害ボランティア参加体験談や土木事業への熱い思いは、子供たちにも伝わったようで、授業終了後の質疑応答では、10人以上の生徒達からの質問が途切れることなく続き、鋭い質問に講師も思わず冷や汗という場面もありました。

今回の出前授業は、子供たちに社会基盤の重要性について身近な問題として知ってもらうのに良い機会となっただけではなく、防災について、日常的な備えが大事だという意識を持って頂く上でも多少なりともお役に立てたのではないか思います。弊社としては、このような機会を与えて頂いた江別第一小学校に感謝するとともに、今後もこのような機会があれば積極的に対応していきたいと考えています。

 

玄関前にパネル展示

熱心に耳を傾ける小学6年生たち