公益財団法人 草野河畔林トラスト財団
当社は、都市化の進展により失われつつある都市近郊の河畔林など、札幌圏を中心として森林の取得を進めてきましたが、1995年に保有林の適切な保護と利用を図るために「財団法人 草野河畔林トラスト財団」を設立し、専門家・有識者の指導・助言に基づいて自然環境の適切な保全と自然保護思想の普及啓発のための活動を実施しています。
財団が保有している森林は道内の5か所、総計170haで江別市内の「しのつ河畔林」は市民に開放し、定期的に自然観察会などのイベントを実施しています。
国立研究開発法人国立環境研究所が所管する「気候変動適応情報プラットフォーム(A-PLAT)」ポータルサイトにおいて、しのつ河畔林の取り組みが「北海道のEco-DRR事例」として紹介されました。
Eco-DRR(注1)とは、生態系を活用して防災や減災、生物多様性の保全などを図る考え方で、気候変動適応における広域アクションプラン(注2)の施策の一つとして、北海道地域気候変動適応広域協議会が分科会を設置して、関係者の連携により対策を策定、推進しているところです。
詳しくは、こちらから「気候変動適応情報プラットフォーム(A-PLAT)」のサイトをご覧ください。
「気候変動適応における広域アクションプラン」Eco-DRR分科会(北海道地域)
【動画】Eco-DRR見学会―普及に向けて― 北海道のEco-DRR事例のご紹介
※10分の動画で、5分30秒~7分20秒の間で紹介されています。
(注1)Ecosystem-based Disaster Risk Reduction の略
(注2)環境省「気候変動適応における広域アクションプラン策定事業」(令和2~4年度)により策定