草野作工は、発注者から土木建設に関する業務一式を請け負い、工事を遂行する、土木に特化した総合建設業の会社です。
スタッフは経験やスキルによって課せられる役割に従って、各業者との連携の下、作業全体を管理して工事を遂行。施工方法への理解力やスケジュール管理力、クライアントや下請け業者、地域住民とのコミュニケーション力をフルに活用しながら、日々ステップアップを図っています。

周囲への目配り、気配りを大切に
自ら率先して「きれい」を作りたい

現場を管理する者として仕事で心掛けているのは、周辺への気配りです。公共工事で一番避けたいのが、住民の苦情ですからね。例えば前日の雨で現場の土がぬかるんでいると、出入りするダンプのタイヤに泥が付き、道路を汚してしまいます。苦情が出る前にこまめに道路を清掃し、泥が広がらないようにするのも務めです。だから、常に天候は気にしていますね。雨の中で盛土をしてもムラができ品質が低下するので、ブルドーザーで押したりローラーで転圧したりといった作業はできなくなります。スケジュールにも影響が出るので、そのあたりを見越した管理は重要です。

入社して28年。大工だった父の影響でこの業界に進みましたが、ここまでやって来られたのも会社の人間関係が良かったからだと思いますよ。JV(共同企業体)の一員として他社さんと仕事をするときは、それを実感します。
上司として部下と接する際は、話しかけやすい空気づくりを心掛けています。若い人に冗談が通じているかはわかりませんけどね(笑)。伝えたいのは、「だらしない人はだらしない仕事しかしない」ということ。「草野さんの現場はきれい」とよく言われますが、自分の身の回りをきれいにできない人は外に行ってもきれいにできません。自分が率先して姿勢を見せることで草野らしさをつないでいければと思います。

発注者から資料提出等の要望などがあれば、その日の予定に組み込む必要があるため、現場事務所に来てすぐにメールと天候のチェックを行います。その後朝礼を行い、天候について必要な情報を共有してスタッフを現場に送り出します。

発注者からの資料提出要望などがあれば、対応するために事務所に残って作業を行います。特に何もなければ、一度現場に行ってダンプの走行状況などを確認。その後も1~2回現場に行って道路の状態や施工状況をチェックします。

愛妻弁当に舌鼓を打ち、英気を養います。新人がしゃべりやすい雰囲気を作るため、軽口を言って場を和ませることも。

午後からの作業について変更などがないか、及び翌日の予定について確認します。急な天気の変化などがあれば対応策を検討し、問題点の確認や情報の共有を行います。

午前中と同様、発注者からの依頼への対応や工事の進捗確認、現場での職長さんとの折衝などを行います。雨降り後で道路が汚れていたら率先して清掃しますが、基本的には事務所でのデスクワークが多く、まさにホワイトカラー。

翌日の予定を確認し、あらかじめパターンを想定しておきます。作業日報をチェックしたら1日の終了です。お疲れ様でした。