北区の新川に架かる「天狗橋」は、なぜそんな名前になったのか。橋のたもとに置かれた大きな石に、由来が刻まれていた。これによるとー。
明治42(1909)年に新琴似側に発寒特別教授所、いまで言うと小学校の分教場が出来た。だが新川が横断して流れており、通学するのにどうしても橋が必要になった。人々の厚い懇願をいれて建設されたのがこの橋だった。
明治45年(大正元年、1912年)ごろ、大事な橋が流され、人々は今度こそ流されない橋をと念じながら、新橋の架け換えに励んだ。ようやく橋が出来て、橋の名は「天狗橋」とつけられた。橋のたもとに「天狗橋の由来」を記した立派な碑が置かれている。